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企業主導型保育事業の今後について

一般社団法人保育支援協会の仲山です。これまで当協会から企業主導型保育事業に関して様々な視点から記事を書かせて頂いております。

その中で31年度企業主導型保育事業の募集時期や課題点などを中心にお話しさせて頂いております。

今回は今後の企業主導型保育事業に関して私個人の見解も含めお話し出来ればと思います。

現在企業主導型保育事業は内閣府が管轄する事業とし制度が整えられ施設の立ち位置としては認可外保育施設となっております。

しかし一概に認可外保育施設とは言え基準は認可保育施設同等の水準となっています。では認可保育施設と何が一番違うのか?

違う点は小さな事から大きな事まで様々ですが今回特に注目して頂きたい点は保育内容の違いです。

認可保育施設は厚労省が管轄しており保育内容も一貫してほぼ統一されています。

しかし企業主導型保育施設はあくまで認可外保育施設の為保育内容は確認施設に委ねられています。

と言う事は保育施設が自由に保育の内容を決める事が出来ると言う事です。

自由に決める事が出来ると言う事は一見悪い様に感じますが私個人としては自由に決める事が出来るのは良い事だと感じています。

保育の種類としてはモンテッソーリ教育やリトミックなど様々ありそれぞれの認可外施設で取り入れられて事もあります。

英会話や体操などを取り入れている保育施設もある程です。

それぞれの保育施設の特色を出す事が出来保護者も希望に合った保育施設を選ぶ事が出来ます。

その一方で保育内容は何も決めず園児を預かるだけ。と言った施設がある事を聞いた事があります。

認可外保育施設の企業主導型保育事業に関して施設数は今後も増えて行きます。

2020年には日本の教育内容が変わる事が決定している中で企業主導型保育事業の保育に対する内容も問われて来る時期に来ているのではないかと思います。

教育内容は日本だけでも多数あり私個人としてはどの教育が正解かは分からないと思っております。

この記事を読んで良い保育とは何なのか?を今一度考えて頂ける良い機会にして頂ければと思います。

また企業主導型保育事業に関してお話し出来ればと思います。

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